【防災】富士山が噴火するって本当? 噴火に備えるにはどうすればいい?
皆様ご存知の「富士山」。
富士山は日本最大の活火山で、直近の噴火は江戸時代(1707年)に起きた「宝永大噴火」が知られています。
宝永大噴火は2週間に渡って噴火が続いたと言われ、相当な被害をもたらしたことは想像に難くありません。
もし、このような大噴火が起こってしまうと、私たちの暮らしはどのようになってしまうのでしょうか?
富士山は噴火するの?
富士山は活火山である以上、噴火の可能性はあります。
歴史から学ぶと、「宝永大噴火」が起こる49日前に、日本最大級の地震といわれる「宝永地震」が発生しています。
最近の研究でも、大きな地震と活火山の噴火には関連性があると考えられています。
今後、富士山に影響を与えるような大きな地震が発生すると、富士山の火山活動が活発になり、やがて噴火を起こすのかも知れません。
もしかすると、2011年の東日本大震災が、すでに富士山に何かしらの影響を与えているのかも知れません。
富士山が噴火するとどうなるの?
2014年に起きた「御嶽山噴火」では、多数の死者や行方不明者を出し、とても悲しい結果となりました。
噴火による被害は、主に下記のようなものがあげられます。
■噴石:火口から岩石が降り注ぎます。とてつもない速さで大量の岩石が飛散します。
■火砕流:火山灰や蒸気が、高熱かつ高速で地面を流れます。
■溶岩:高熱になった溶岩が山から流れ、周囲を燃やし尽くします。
■火山ガス:有毒な成分を含むガスが吹き出します。
■火山灰:マグマの破片が周囲100kmまで広がります。
こうしてピックアップしてみると、多くは噴火口から離れていれば被害を被ることはなさそうに思います。
この中で、多くの人が最も注意すべきは、「火山灰」であると思います。
火山灰って何? そんなに危ないの?
火山灰に含まれるものは、火山ガラス(マグマの中にできたガラス)、岩石の破片、鉱物の結晶等です。
もし富士山が噴火すると、この火山灰が東京まで広がると考えられています。
火山灰は、単なる灰ではなく、細かくなった火山ガラスや岩石の破片ですので、眼に入ったり、空気と一緒に吸い込むと、人体への悪影響をもたらします。
また、火山灰の影響は人体だけではありません。
建物を潰したり、農作物をダメにしたり、交通機関が麻痺したり、電気や水道等のライフラインが止まったり、想像以上の被害や悪影響をもたらすのです。
富士山の噴火への備えはどうすればいいの?
富士山の噴火は、いつ起こるか分かりませんので、日頃の備えが大切です。
(1)ハザードマップを知る
活火山の歴史や記録等から、今後の噴火の特徴や被害レベルを予想しているものがハザードマップです。
「火山ハザードマップデータベース」から内容を確認することができます。
(2)噴火警戒レベルを知る
実際に噴火が起こった際にパニックにならないように、事前に「噴火警戒レベル」を把握しておきましょう。
これを知っておかないと、『なんでもかんでも避難! 避難!』となり、余計な混乱を招いたり、街中がパニックになったりと危険です。
噴火警戒レベルは気象庁のホームページから確認することができます。
(3)防災グッズ・避難用品を準備する
一般的な防災グッズ・避難用品に加え、噴火対策用品を準備することをおすすめします。
主に火山灰から身を守るためのもので、例えばヘルメットやゴーグル、マスクといったものがあると安心です。
噴火対策にはこれを準備しよう
最近は防災への意識が高まり、よくある防災グッズを準備している家庭やオフィスが増えてきているようです。
しかし、富士山が噴火することを想定すると、普通の防災グッズだけでは不安が残ります。
そこで、噴火対策に焦点をあてて、防災グッズをピックアップしてみました。
曇らないゴーグル SP-19F
レンズ両面にコーティングされた親水性ポリマーが水分を取り込み曇りを防ぎます。
ベンチレーター(換気口)が無く、粉塵が内部に入りにくい構造です。
■販売価格 約2,700円
売り上げランキング: 7,755
スワン 浮遊粉塵用セーフティ ゴーグル
メガネの上からかけられる粉塵用ゴーグル。
顔当たり部分にソフト素材(エラストマー)を使用し、装着感良好です。
■販売価格 約1,600円
TRUSCO セーフティゴーグル
メガネ・マスク併用可能な防曇ゴーグル。
左右が見えやすいワイドビュー設計で、UVカット(99.9%)仕様のレンズを採用しています。
■販売価格 約900円
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3M 使い捨て防じんマスク排気弁付き10枚 国家検定合格
厚生労働省が定める国家検定区分2に合格したマスクです。
排気弁を微妙にカーブさせるガイドにより下を向いただけでは弁は開かず、汚染された空気などの逆流入を防ぐ構造になっています。
■販売価格 約1,900円
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3M 使い捨て式防じんマスク 10枚入り 国家検定合格品
9913-DS1のアップグレード版、排気弁が付いてDS2になっても呼吸がラクなマスクです。
活性炭入りフィルターにより不快な有機臭を除去します。
■販売価格 約2,800円
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3M Vフレックス 防じんマスク
厚生労働省区分2に合格した、安全性の高い防じんマスク。
顔の大きさに合わせて選べる二種類のサイズ。
■販売価格 レギュラー20枚入り:約1,600円/スモール20枚入り:約1,800円
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【キッズサイズ】防災ポンチョ(100〜120cm)
(財)日本防炎協会 防炎性能試験基準 合格生地を使った防災ポンチョ。
防炎性→火災等から体を守り、撥水性→レインポンチョとしても使え、噴火時の火山灰等は振り払えば落とせます。
■販売価格 約5,000円
売り上げランキング: 498,565
【ジュニアサイズ】防災ポンチョ(120〜150cm)
(財)日本防炎協会 防炎性能試験基準 合格生地を使った防災ポンチョ。
防炎性→火災等から体を守り、撥水性→レインポンチョとしても使え、噴火時の火山灰等は振り払えば落とせます。
■販売価格 約6,000円
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コールマン レインスーツ メンズ
雨を通さずウェア内側の温まった空気を外に運んで着用時の蒸れやべたつきを軽減。
■販売価格 約5,000円
コールマン フィールドレインコート レディース
フロントフルオープンで簡易的に着脱可能です。
■販売価格 約3,000円
災害の時に役立つのは「アウトドアのスキル」
2011年の東日本大震災のこと、覚えていますか?
富士山の噴火という大規模な被害が起これば、東日本大震災のような惨状になることは明白です。
交通機関はマヒし、ライフラインは止まり、道路は大渋滞。
ガソリンスタンドが動かなければ、自動車は役に立ちません。
コンビニやスーパーの商品棚は空っぽで、必要なものを入手することが非常に困難になります。
そんな時に、本当に役立つのは「アウトドアのスキル」です。
例えば、ガスがなくても火を起こせる道具や技術。
そして、その火を用いて調理をする材料や調理器具、汚れた水を浄化させる道具。
これらは、アウトドア趣味を通じて経験・会得できる「生き延びる技術」です。
その他、テントやランタンといったアウトドア用品、釣り用品、MTB等の悪路を走破できる乗り物があれば心強いですね。
いざという時に、皆様が安全かつ安心して暮らせるように、今日からアウトドアとMTBを始めよう!
災害の時こそMTBが大活躍!
災害時には、車は役に立ちません。
道路は大渋滞、ガソリンスタンドは長蛇の列、パニック状態の街中を自動車で走るのは危険が多すぎます。
そんな時には自転車が大活躍するのですが、その中でも特にMTBが役立ちます。(電動自転車は充電ができないと意味がないのでおすすめできません)
MTBは、ロードバイクのようなスピードは出ませんが、パンクしづらいタフなタイヤと、サスペンションのおかげで悪路に強いため、火山灰が積もった道路でも走れる可能性があります。
一家に一台、MTBがあれば、いざという時に安心ですね。(ちなみに、私のMTBは20万円近いフルサスMTBです)
ここでは、安価で購入でき、かつ安心の定番MTBメーカー3種をチョイスしました。
ホームセンターに売っているような謎メーカーのMTB(約2〜3万円)は、値段相応なのでおすすめできません。
KONA(コナ) LANAI CHARCOAL M
■販売価格 約70,000円
GT PANTERA SPORT 27.5+ S
■販売価格 約78,000円
売り上げランキング: 716,632
MERIDA(メリダ) BIG SEVEN
■販売価格 約63,000円
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