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【ビルトインIH比較】パナソニック・日立・三菱の人気IHクッキングヒーター

 

【ビルトインIH比較】パナソニック・日立・三菱の人気IHクッキングヒーター

火を使わない安全性に優れたIHクッキングヒーター。

高機能で簡単に調理ができ、掃除がしやすいのも魅力ですよね。

システムキッチンに採用されているビルトイン型は見た目もスマートです。

さて、そんなビルトインIHクッキングヒーターですが、みなさんはどのくらい期間、使用されていますか?

下記の症状に当てはまるものがあれば、最新型のIHクッキングヒーターへの買い替えをオススメします。

・年に何度も故障する。
・正常に働かない機能がある。
・10年以上使っている。
・修理の見積もりが高額だった。
・最新のIHクッキングヒーターが気になる。
・妻があまり料理をしなくなった。

ビルトインは、文字通りシステムキッチンにきれいにはまっているので、交換にも工事が必要だと思いがちですが、ビルトインタイプのIHクッキングヒーターの交換は、自分でもできるんです。

・新しいIHクッキングヒーター
・ドライバー

があれば、業者を頼まなくとも自身で交換することができます。

・掃除用の洗剤
・傷防止の布や養生テープ

も用意すれば、設置してから「あっ。。。やばい。。。」となる心配も軽減されると思います。

ただし、『ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換』の場合は、電源工事やガス管処理が必要なので、専門の業者さんへお願いしないとダメですよ。

もちろん、ガスじゃないけど『家電の取付けだし何かと心配』という方も、取付を行ってくれる業者さんがあるので依頼すると良いでしょう。

購入してから配達までの日数を要する場合もあるので、完全に動かなくなってしまう前に買い替えをお薦めします。

今回は、国内トップ3メーカー「パナソニック・日立・三菱」で人気の3口(くち)IHヒーターの特徴を調査しました。

迷った時の参考にしてみてください。
 
 

ビルトインIHクッキングヒーターのタイプ

◎幅

ビルトインIHクッキングヒーターの天板幅は、60cm幅と75cm幅があります。
サイズは規格化されているので、幅さえ合えばメーカーに関係なく設置が可能です。
現在75cm幅のIHを使っている場合でも、60cm幅に交換することも可能です。

◎ヒーターの種類(3口の場合)

■3口IH

■2口IH+ラジエントヒーター
2口がIH、中央ヒーターに電熱線が埋め込まれたラジエントヒーターがついているタイプ。
IHヒーターでは加熱できない耐熱ガラスやホーロー鍋を加熱することができます。

■2口IH+オールメタル、1口IH+オールメタル
2口がIH、一つがオールメタル対応ヒーターのシングルオールメタルタイプ。
1口がIH、二つがオールメタル対応ヒーターのダブルオールメタル。
アルミや銅など、鉄・ステンレス以外の金属製の鍋も使えます。

今回は、『3口IH』のビルトインIHクッキングヒーターを比較調査します。
 
 

IHクッキングヒーターにおける各メーカーの特徴

それでは、国内トップ3メーカー「パナソニック・日立・三菱」それぞれの特徴はどうなっているのでしょうか?
 
 

パナソニック Panasonic

IHクッキングヒーター市場トップシェアのパナソニック。

グリル開発と楽しく簡単料理に力を入れています。

日立 HITACHI

大火力とこだわりのグリルで人気の日立。

大火力ヒーターで、調理時間の短縮と火力勝負の本格料理も可能にしています。

三菱電機 MITSUBISHI ELECTRIC

独自技術で人気の三菱。

鍋のサイズや形に合わせて加熱範囲を変えたり、火力調節をガスコンロのようにダイヤル式にする等独自の技術を開発。
 
 

各メーカーのおすすめIHクッキングヒーター

ここからは、国内トップ3メーカー「パナソニック・日立・三菱」のおすすめIHクッキングヒーターをご紹介します。
 
 

パナソニック IHクッキングヒーター KZ-CX36PW

パナソニック IHクッキングヒーター KZ-CX36PW

「お料理手早く おそうじらくらく」の『ラクッキングリル』の3口IHタイプ、60㎝幅です。

メーカーによるおすすめポイントは、
○グリル調理
○火光センサーによる温度調節
○はじめて使う人にも分かりやすい設計
○省エネ

↓公式サイト
https://panasonic.jp/ih-200v-builtin/p-db/KZ-CX36PW.html

日立 IHクッキングヒーター HT-L100XTF(W)

日立 IHクッキングヒーター HT-L100XTF(W)

「大火力3口IH」の『火加減マイスター』の60㎝幅です。

メーカーによるおすすめポイントは、
○グリル調理
○スピード大火力
○適温調理サポート
○使いやすい多彩な機能

↓公式サイト
https://kadenfan.hitachi.co.jp/ih/lineup/ht-l/index.html?htl100t

三菱電機 IHクッキングヒーター CS-T316HNSR

三菱電機 IHクッキングヒーター CS-T316HNSR

「簡単操作でプロの腕前」の『びっくリングIH』の3口IHタイプ、60㎝幅です。

メーカーによるおすすめポイントは、
○5つの加熱技びっくリング
○オーブン搭載
○スマートトッププレート
○安心・節電機能

↓公式サイト
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ih_cooking/product/bikku-ring/t316h.html

グリル機能比較

3メーカーとも、グリルにこだわりがあるように見えますが、どのような違いがあるのでしょうか。

パナソニック『ラクッキングリル』は、下からIH、上から遠赤。
設定温度は、80℃~280℃。

日立『火加減マイスター』は、下のシーズヒーターと炭火に近い直火の上のシーズヒーターで焼き上げ。
設定温度は、80℃~280℃。

三菱『びっくリング』は、三菱だけの熱風循環加熱方式。
設定温度は、40℃、100℃~250℃

高温の設定では、パナソニックと日立が280℃と三菱の250℃より高温。

高温だと焼き料理に便利ですが、280℃でも250℃でも焼き料理は可能となっています。

最も低温設定が可能なのが、三菱。40℃の低温は、発酵調理に便利です。

どの機種もオーブンとして機能するので、幅広い料理が可能で、流行りのノンフライ調理もできます。

今グリルは、魚を焼くだけでなくオーブンとして使えるので、お菓子、ローストビーフ、パエリア、スペアリブ、何でも作れちゃいますね。

自動調理や、可能な料理のレパートリーもさほど違いはないようですが、『加熱方式にそれぞれの特徴がある』、という印象です。

その他の機能では、

パナソニックは、自動調理に「お急ぎ」コースを搭載して、調理時間を従来品より12%時短。さんま1~2尾の調理時間は約10分に。

日立は、煮つけ調理が可能。しかも、煮汁を吹きこぼさないように、上下のシーズヒーターが火力を制御してくれる。

三菱は、庫内の有効高さが90㎜あって、高さのある食材も丸ごと調理可能。約1㎏のローストビーフや、サザエの壺焼きも。
 
 

コンロの機能はどう?

3機種とも、音声で調理のガイドをしてくれたり、揚げ物の時は一定の温度を保ってくれたり、加減の難しい料理も簡単にできるようアシストしてくれます。

■パナソニックの注目機能は、「自動湯沸し」と「光火力センサー」。

「自動湯沸し」は、沸騰を検知したら自動で保温になるので吹きこぼれを気にしなくてよいので安心です。

「光火力センサー」は、10個の光センサーが食材の少ない部分が高温にならないよう見張るので、こびりつきを少なくし、鍋のフッ素劣化を軽減できます。

フライパンがすぐダメになるのは、フライパンのせいだけじゃなかったのですね。

■日立では、「適温調理は鍋底温度が下がってもすばやく設定した目安温度に復帰」できる機能が。これは日立独自なのだそう。

■三菱の注目は、商品目の通り「びっくリング」加熱。

びっくリングが対流をおこし、自動でかきまぜてくれるので、煮込み料理も火加減をおまかせして大丈夫。

かき混ぜる手間なく、長時間かかる本格煮込み料理も簡単にできるので、煮込み料理をよく作る人にはもってこいの機能と言えますね。
 
 

トッププレートはどうなっている?

機能も気になりますが、表示などの操作性、必ず見える部分なのでデザイン性も気になるところ。

■パナソニックのXシリーズは、フレーム幅が1㎜ととてもすっきりしています。

天面ガラスと調和して、個人的にはゴツさがなくオシャレな感じがします。

鍋を置く部分(リング)も、使用中は火力によって赤色に光り、鍋を置く位置が分かりやすくなっています。

操作部は、フルドット液晶でメニュー名も大きく表示。

火力は、とろ火から強火まで10段階。

トッププレートの色は、シルバーとホワイトの2色を展開。

■日立のL100Tシリーズの表示は、4色ワイドカラー液晶で、火力の強さが色で分かるよようになっています。

とろ火は緑色、弱火は黄色、中火はオレンジ色、強火は赤色と12段階ある火力もわかりやすくなっています。

「とろ火」「弱火」「中火」「強火」キーがあるので、キーを押すだけで直接好みの火力に変えられるのは、はじめての人でも使いやすい機能だと思います。

そして、トッププレートは、鍋底より熱くならない安心な設計です。

色はメタリックシルバーとパールホワイトの2色。

■三菱のT316Hシリーズのトッププレートは、電源を入れるとLEDランプが流れる様に点灯する仕様。楽しそうですね。

16段階の火力もそのLEDランプで確認できるようになっています。

左右IHの間にホワイトナビ液晶がついていて、トッププレートやオーブンのお手入れの手順まで表示してくれます。

調理メニューを選択するときは、スクロールで選択できるので、スマホを使い慣れている人には馴染みやすいのではないでしょうか。

グリルの横には、ダイヤル式の火力調節もついていて、こちらは、タッチパネルより昔ながらの火力調整方式の方が楽という人には手慣れた感覚で火力調節ができそうです。
 
 

パナソニック IHクッキングヒーター KZ-CX36PW

パナソニック IHクッキングヒーター KZ-CX36PW

日立 IHクッキングヒーター HT-L100XTF(W)

日立 IHクッキングヒーター HT-L100XTF(W)

三菱電機 IHクッキングヒーター CS-T316HNSR

三菱電機 IHクッキングヒーター CS-T316HNSR

 
 
 
 
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