【金ドブ注意】通販で激安ロードバイクを買うという狂気
健康ブームなのか、自転車アニメブームなのか分かりませんが、ロードバイクをはじめとするスポーツ自転車ユーザーが増えているように感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
自転車って、健康的で、エコで、ロードバイク等のスポーツ自転車はカッコ良くて速いし、本当に素晴らしい乗り物です。
サイクリストが増えていくことは自転車業界の活性化にもなりますので、皆様もドンドン自転車に乗って、楽しいサイクリングライフを送ってほしいと思っています。
そこで今回のエントリーでは、スポーツ自転車(特にロードバイク)を始める際に最も注意すべき点を書きたいと思います。もちろん主観ですので、参考になる・ならないは皆様の判断に委ねます。
ロードバイクは通販で買って良い?
「インターネット通販=安い」という場合も多くありますから、賢くお買い物したい方は、通販で安く買いたいですよね。でも、通販でロードバイクを買う際に、いくつか知っておかなくてはならないことがあるのです。
ロードバイクを通販で購入することは、一概に良い・悪いとは言えず、良い場合もありますし、悪い場合もあります。
通販でロードバイクを買っても良い場合
例えば、あなたは欲しいロードバイクが決まり、正規販売店を訪れました。サイズもバッチリ把握し、試乗したところフィーリングもバッチリ。もう欲しくてたまりません。
しかし値段を見ると・・・たいした値引きもなく、手が出ません。
そこであなたはスマホを取り出し、欲しいロードバイクを通販で取り扱っているショップを探しました。すると、正規販売店よりも1〜2割ほど安く売っている店を見つけました。
「これなら買える」、そう思ってオーダーするあなた。
しかしここで注意すべきは、その通販の店舗が遠方の場合、後々のメンテナンスを受けることは非現実的です。
近所のしっかりしたサイクルショップで買えば、その後のメンテナンスが割引になったり、有益な情報が得られる等、長期的にみるとメリットは大きいです。
通販でロードバイクを買ってはいけない場合
例えば、まともなロードバイクを買うほどの資金がないため、とりあえず激安ロードバイクを探そうとしています。
激安ロードバイクなら、Amazonや楽天市場で3万円くらいで売っているものもありますよね。
自転車に興味のない人からすれば、3万円の激安ロードバイクと、30万円のきちんとしたロードバイクの違いはなかなか分からないものです。
「とりあえずドロップハンドルならロードバイクでしょ!」と、3万円の激安ロードバイクに手を出したあなた。
例えばこんなの(Amazonで売っている激安ロードバイクもどき)とかね。
はっきりと言いますが、その選択は大きな間違いです。激安ロードバイクは、ゴミです。
もちろん、何を買おうが本人の自由ですが、それは紛れもなく粗大ゴミです。金をドブに捨てるとはまさにこのこと。
ゴミのような激安ロードバイクでも、30km/h以上の速度は出るでしょうし、下りなら50km/hも出るでしょう。
しかし、そういった高速走行時に、もしもハンドルが折れたり、フォークが折れたらどうしますか?(現実に起こっている重大な事故です)
『高価なものは高品質』という法則は全てのケースで成立するものではありませんが(ぼったくりもあるため)、往々にして『高品質のものは高価である』が成立します。
激安の粗大ゴミで命を落としても良いくらい安い命なのかどうか、しっかりと考えるべきです。金をドブに捨てるならまだしも、命まで捨てるとはこれいかに。
そもそも、3万円や5万円でロードバイクに乗ろうとすることが狂気の沙汰。どんなに安くても車体と装備で15万円、できれば25万円でくらいの予算でスタートした方が良いと思うのです。
例えばこんなの(楽天市場で売っている激安ロードバイク)とかはダメだと思うのです。
また、こういった通販の激安自転車に限らず、ホームセンター等で販売されている得体の知れない激安ロードバイクやMTBもどきのような自転車もヤバいです。
通販でロードバイクを買わざるを得ない場合
生産中止になった古い型のロードバイクやビンテージバイクは、通販やオークションでしか入手できない場合があります。こういった時は、通販に頼らざるを得ないでしょう。
その他、海外通販サイトでしか入手できないものもあります。
例えばドイツの自転車メーカー「キャニオン」の場合、店舗を持たず、公式サイトから海外通販で購入する必要があります。
用品やパーツは通販が便利!
ライトや防犯ロック、チューブやケミカル等の消耗品は、通販で購入することをおすすめします。実店舗よりも品揃えが多いですし、安いことも多いです。
皆様も賢く、安全なサイクリングライフをお楽しみください!
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